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ランニング初心者集まれ

ランニングコーチが語る『わたしのあの頃』浦谷さん 第2回

ランニングコーチというと、元箱根ランナーなど、バリバリの陸上部出身ばかりと思っていませんか? なかには、陸上競技の経験がなくてもイチからランニングを始め、極めていったコーチもいるのです。 そんな“市民ランナー出身”のコーチが登場し、現在までの成長と皆さんへのアドバイスなどを語ります。
今回は、元Team R2メンバー・浦谷美帆さんの、初フルの後~現在の自己ベスト達成までのエピソードです。
第1回(ランニングを始めたきっかけ~初フル完走まで)はこちら



初フルの翌週、友人が住んでいたので、「ロサンゼルスマラソン」に参加しました。海外遠征ということもあり気持ちは元気、やる気満々でしたが、身体は疲労でボロボロ…。でも、目標に向かって、知らない土地を自分の足で駆け抜ける素晴らしさを実感。練習の成果がてきめんに表れる面白さも感じ、ランニングをいつまでも長く楽しむために、もっと綿密に、自分に合った練習をする必要があるなと痛感しました。

『Team R2』加入でラン仲間が急増! 記録もぐんぐん伸びた

そして、2013年4月、東京で一緒に走る仲間が欲しい!と思い応募した「Team R2」に加入。それがきっかけで、ランナー仲間との練習やレースに出る機会がぐんと増え、コンスタントに走る習慣がつき、走力のある仲間に引っ張ってもらうポイント練習で、ランニングの質と量が高まりました。
夏場のロング走やタイムトライアルも新鮮。チームでたすきをつなぐリレーマラソンでは『使命感』も勉強させてもらいました。個人レースでも粘りのある走りができるようになったのは、仲間と切磋琢磨した時間のおかげだと思います。
2014年の名古屋ウィメンズマラソン、つくばマラソン、2015年静岡マラソン。本命レースと定めた大会では、練習を積んだ分だけ気持ちが高ぶり、ゴール後は感涙。毎年少しずつでしたが記録更新して自信につながりました。
TeamR2では、全国の大会に参加させていただき、たくさんのラン仲間をつくることができました。発信することに共感してもらえたのも手応えがあり嬉しかったです。

Team R2時代の記録の推移

加入時: 3時間55分04秒(名古屋ウィメンズマラソン2013)
第2期(2013年4月~2014年3月): 3時間38分28秒(名古屋ウィメンズマラソン2014)
第3期(2014年4月~2015年3月): 3時間29分23秒(静岡マラソン2015)
第4期(2015年4月~2016年3月): 3時間22分03秒(つくばマラソン2015)


TeamR2 第2期の目標大会、「名古屋ウィメンズマラソン2014」

TeamR2 第2期の目標大会、
「名古屋ウィメンズマラソン2014」

第3期の5人でタスキを繋いだ24時間リレーマラソン

第3期の5人でタスキを繋いだ24時間リレーマラソン

第4期の目標大会、つくばマラソン(2015)。出場メンバー全員がサブ4達成!

過去最多の友人・知人に出会えたレースで、自己ベスト更新

私の今の自己ベストは、2016年のつくばマラソンで出した3時間15分07秒です。当日は、体調、気候両方のコンディションがよかったので最初から現状の走力ギリギリで走りました。後半失速しましたが想定内で、前半の貯金分、PB更新できました。
3年間のTeam R2などでランニング仲間が増え、レース前に仲間と練習できたことが自信に繋がり、沿道に知り合いが多かったことが活力になりました。知り合いに会えた数はマラソン史上最多だったと思います!

その頃の練習

週に2回 10km 80%走(平日夜)
週に1回 20km ジョグやレースペース走など(週末朝)
月に1回 30km走 週末10km~ハーフ、リレーマラソンなどで力試し

沿道からの声援が嬉しくて、笑顔いっぱいで走れた2016年のつくばマラソン。たくさん元気をもらいました


浦谷美帆さん プロフィール

都内を拠点に活動するフィットネスインストラクター、ランニングコーチ(ランニングチームRabbitFoot)。ランニング親善大使・「Team R2」の第2期~第4期のメンバーを務めた。現在の自己ベストは3時間15分07秒(つくばマラソン2016)。