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- 回答No.1
- 回答者
- ふぁんらん[6000281]
- 回答日時
- 2007/10/22 15:58:46
>フルマラソン前の最後の一週間前に5kmの下り走がきく
これは初耳です。どこで聞かれたのでしょうか?どのような効果があるのでしょうか?少し興味があります。
初めて聞く話なのでそれにどのような効果があるかわかりませんが、仮に何らかの効果があるにしても、まずこれまでのトレーニングでそのような長距離にわたる「下り走」を何度も経験している必要があると思います。
下り坂を走ると、筋肉痛になりやすいということを聞いたことはありませんか?
これは、下り坂を走るときには着地時に「伸張性筋収縮」が平地などに比べてより多く生じるからだと思われます。通常筋肉は力を入れると縮みますが、「伸張性筋収縮」とは、これとは逆に力を入れながら筋肉を伸ばす状態です。例えば、鉄棒での懸垂で一番上の状態(腕を曲げた状態)から、ゆっくり体を下ろすときなどがこの状態です。そしてこの「伸張性筋収縮」が筋肉痛を起こす大きな原因とされています。(うまく利用すると筋力強化には効果的で、ウェイト・トレーニングなどではウェイトをおろすときに動きをゆっくり行うといいといわれます。)
このため、何らかの効果があるとしてもまず「5kmの下り走」で筋肉痛になったり、疲れを残さないことが前提条件となります。人によっては膝を痛めてしまうかもしれません。これは個人差があるので、本来どれだけの距離や勾配がいいかということは人によって違うはずです。トレーニングの中にそのような長距離の下り走を習慣的に取り入れている人が自分の経験に基づいて決めるべきものだと思います。
しかし、私個人としては、その方法はやめておいたほうがいいと思います。一週間前というタイミングでは一歩間違えば、筋肉痛や疲労を残し、レース本番で、せっかくのそれまでのトレーニングの効果が発揮できなくなる恐れがあります。あえて一般的でない(と思います)方法を試すより、オーソドックスな調整をしておいたほうがいいのでは・・・。
もし試すにしても、あまり狙っていない(重要でない)レースや、練習の中で(例えば、長距離の走り込みをする一週間前に、下り走を実施し、その後一週間はレースを想定した調整をし、想定したマラソンペースでのペース走をする)一度試してみてからのほうがいいと思います。
なお、一般的には、なかなか望む勾配の5キロもの下り坂を見つけるのは難しいのではないかと思います。これもあまり一般的ではありませんが、トレッドミル(ルームランナー)の後ろに何かの台をあてがって下り勾配を作り、下りの練習をするということを聞いたことがあります。最近ではトレッドミルそのものに多少の下り勾配を作れるものもあるかもしれません。
これは初耳です。どこで聞かれたのでしょうか?どのような効果があるのでしょうか?少し興味があります。
初めて聞く話なのでそれにどのような効果があるかわかりませんが、仮に何らかの効果があるにしても、まずこれまでのトレーニングでそのような長距離にわたる「下り走」を何度も経験している必要があると思います。
下り坂を走ると、筋肉痛になりやすいということを聞いたことはありませんか?
これは、下り坂を走るときには着地時に「伸張性筋収縮」が平地などに比べてより多く生じるからだと思われます。通常筋肉は力を入れると縮みますが、「伸張性筋収縮」とは、これとは逆に力を入れながら筋肉を伸ばす状態です。例えば、鉄棒での懸垂で一番上の状態(腕を曲げた状態)から、ゆっくり体を下ろすときなどがこの状態です。そしてこの「伸張性筋収縮」が筋肉痛を起こす大きな原因とされています。(うまく利用すると筋力強化には効果的で、ウェイト・トレーニングなどではウェイトをおろすときに動きをゆっくり行うといいといわれます。)
このため、何らかの効果があるとしてもまず「5kmの下り走」で筋肉痛になったり、疲れを残さないことが前提条件となります。人によっては膝を痛めてしまうかもしれません。これは個人差があるので、本来どれだけの距離や勾配がいいかということは人によって違うはずです。トレーニングの中にそのような長距離の下り走を習慣的に取り入れている人が自分の経験に基づいて決めるべきものだと思います。
しかし、私個人としては、その方法はやめておいたほうがいいと思います。一週間前というタイミングでは一歩間違えば、筋肉痛や疲労を残し、レース本番で、せっかくのそれまでのトレーニングの効果が発揮できなくなる恐れがあります。あえて一般的でない(と思います)方法を試すより、オーソドックスな調整をしておいたほうがいいのでは・・・。
もし試すにしても、あまり狙っていない(重要でない)レースや、練習の中で(例えば、長距離の走り込みをする一週間前に、下り走を実施し、その後一週間はレースを想定した調整をし、想定したマラソンペースでのペース走をする)一度試してみてからのほうがいいと思います。
なお、一般的には、なかなか望む勾配の5キロもの下り坂を見つけるのは難しいのではないかと思います。これもあまり一般的ではありませんが、トレッドミル(ルームランナー)の後ろに何かの台をあてがって下り勾配を作り、下りの練習をするということを聞いたことがあります。最近ではトレッドミルそのものに多少の下り勾配を作れるものもあるかもしれません。
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