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コロナ時代にピッタリ!「ランニングに効くヨガ」始めませんか?

2021年8月17日

「私の患者さんに、今のコロナ時代にピッタリな『ランニングに効くヨガ』を推奨しているイタリア人女性がいますよ」と編集部にメールを送ってくれたのは、本誌おなじみの鍼灸師ランナー、小松秀人先生(60歳)。そのイタリア人女性こそが、何とも不思議なポーズをとっている、カンベッダ・エヴァさん(42歳)です。トレイルランニングが大好きなエヴァさんは、ランニングで足底筋膜炎を患ったことをきっかけに、故障予防のためにヨガを取り入れ始め、「ランニングに効くヨガ」=「ランヨガ」を提唱しました。「ランニングに効くヨガ」とは何なのか? なぜコロナ時代にピッタリなのか? 小松先生が聞きました。

小松 「ランヨガ」と普通のヨガは何が違うのでしょうか?
エヴァ 日本のヨガスタジオに通う中で「本場で学んでランニングにつながるヨガを模索しよう」とインドで1カ月間修行してから、ランナーが走る前後に短時間で行える「ランヨガ」のプログラムを考えました。身体が硬い方でもできる内容ですよ。
小松 エヴァさんが考える「ランヨガ」を取り入れるメリットは何でしょうか?
エヴァ 「故障の予防」「身体の柔軟性が上がる」「体幹が強くなる」の3つです。たとえば走る前にヨガをすると関節が温まって可動域が広がり、脚が動きやすくなります。私自身、以前は走り始めてから2~3kmは身体が重く感じていましたが、ヨガをするようになってからは、最初から快調です。また、ヨガには、体幹の強化につながるポーズもあるんですよ。
小松 ヨガの特徴として、呼吸を深くすることも挙げられますよね?
エヴァ おっしゃる通り。ヨガの呼吸は鼻から吸って、鼻からゆっくりはき出すことを意識します。息をしっかりはき出せないと、身体の中に悪いものが残って、その悪いものを処理するために細胞がたくさん働いて疲労が抜けていかない、というのがヨガの世界で広まっている考え方です。
小松 その考え方は僕が専門にする東洋医学の観点からも理解できます。特にコロナ時代の今は常にマスクをしているので、多くの人は呼吸が浅くなっているのではないでしょうか。ランニング中はいかに酸素を体内に回すかがポイントですから、この面からもエヴァさんが提唱する「ランヨガ」の必要性を実感することができました。


トレイルランニングが大好きなカンベッダ・エヴァさん
トレイルランニングが大好きなカンベッダ・エヴァさん
写真/下山展弘

カンベッダ・エヴァさんへのインタビュー全文は8月20日発売のランナーズ10月号に掲載しています。またエヴァさんの「ランヨガ」ハウツーはRUNNET channel動画でご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。


RUNNET channel動画「RUNヨガのススメ」



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