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2019年大会
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関西の伝統レースとして知られる福知山マラソンが11月23日(水・祝)に第30回大会を迎えます。
今では多くの大会で当たり前になっている「1kmごとの距離表示」「2.5kmごとの給水」「ペースランナー」に初開催時(1991年)から取り組んできました。
第1回大会が始まった際のランナーズの見出しは「自己ベスト続出! ランナーのための大会が生まれた」。
それから30年余り、川内優輝さん、鮮輝さん、鴻輝さんの3兄弟が全員優勝するなど、数多くのランナーが駆け抜けました。
今大会では大会直前エントリーも実施。
参加賞や完走Tシャツの配布はなく、出走権のみのエントリーですが、記録計測は通常のエントリーと同様に行われます。
現在発売中のランナーズ12月号では、福知山マラソンに30回連続で参加する3人のランナーが、大会の魅力を語る座談会を実施。
今回はその一部を紹介します。
若林 福知山名物、最後の坂にまつわる思い出はありますか?
倉橋 脚がつってきつかった時、最後の激坂で小学生の野球少年が一緒に走ってくれたことがありました。ゆっくりでも頑張る気になった。うれしかったなぁ。
森田 初完走した時、最後の坂で知り合いのランナーが「次の電柱まで走れ、次の電柱までは歩け」と言いつつ、引っ張ってくれました。電柱なんてあったかな? と思いましたが(笑)。
若林 実は坂は2018年から短くなっているんですよね。では、この大会の魅力とは?
倉橋 僕はアナログ人間なんでネットができず、スポーツショップで申し込める唯一の大会です。
地元のおっちゃん、おばちゃんが盛り上げてくれる地域色いっぱいのところが魅力かな。
森田 初完走も、最初で最後?のサブフォーした大会でもあるので思い入れはいっぱいですね。京都を3回、奈良、神戸、大阪を1回ずつ走っていますが、やはり抽選になるし、先着順という確実性と素朴さ、そして遅いランナーにも手を振って応援してくれる、温かさが好きです。
片野 地元を盛り上げたいのもありますし、目が不自由になったので、よく知っている道が安心というのもあります。
【出席者】自己ベストは全員福知山!
倉橋良夫さん(福知山市・75歳・3時間22分?秒)
片野英人さん(福知山市・66歳・2時間57分20秒)
森田政秋さん(京都市・61歳・3時間59分24秒)
【進行・まとめ】若林順子(ラジオパーソナリティ)
現在発売中のランナーズ12月号では、2016年に優勝を果たし今年もゲストランナーになっている川内鴻輝さん(30歳)がレースの思い出を綴っています。
【大会を走ろう!】川内3兄弟が揃って優勝! あの大会の魅力を熱く語ります!
⇒ https://runnet.jp/topics/runnerstv/221007.html
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