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本誌編集部が綴る「拝啓 大会主催者様」

2022年4月06日

3月21日に開催されたランナーズフルマラソンチャレンジin板橋荒川河川敷(写真/軍記ひろし)

3月21日に開催されたランナーズフルマラソンチャレンジin板橋荒川河川敷(写真/軍記ひろし)


ランナーズ5月号(発売中)に掲載した大会主催者様へのメッセージを掲載します(詳細はランナーズ5月号をご覧ください)。

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拝啓 大会主催者様

新型コロナウイルスが発生してから2年が経過しました。
これまで大半の大会が、中止や延期を余儀なくされていましたが、3月6日に東京マラソンが3年ぶりに市民参加型で開催されました。
その2週間前に開催されたランニング学会では「走ることにより、コロナの重症化リスクが低下する」ことがデータとなって証明されました。

この2年間は、これまで常識とされていたことが必ずしも常識でなくなりました。たとえば都市型マラソンが増え続けた2007年以降は、参加規模が拡大するほどに「華やか」という雰囲気がありました。ところがコロナ禍においては人が多く集まることがマイナスとされました。これによって生まれた小規模の日本陸連公認大会「ランナーズフルマラソンチャレンジ2022」の参加者からは「コースの混雑が皆無。こんなに走りやすい大会はない」という声をいただきました。

2016年に「ランナーズ賞」を受賞した中野陽子さんは現在86歳、東京マラソンに向けてトレーニングを積んでいましたが「65歳以上の出場自粛要請」を受けて葛藤の末に欠場を決意。ご本人は「今は加齢とともに生じる体力低下との勝負」と語っています。「大会」の存在は、ランナーのあらゆる想いや生きがいを生み出し、人生に影響を及ぼしているのです。

いすみ健康マラソンのプロデューサーでもある増田明美さんは「ランナーの皆さん、ハーフマラソンを通じて日本中を旅しませんか?」と提案しています。「レースにも出られない」「旅行にも行けない」2年間を経た今、ランナーは大会に大きな期待を膨らませているはずです。

私たちは考えます。これからは大会を開催し、皆が参加したくなるような魅力的な大会を作った結果として、日常的に走る人が増えることが、日本国民の健康促進に貢献し、新型コロナウイルスに打ち克つことの一助になるのではないか、と。

現在発売中の5月号では主催者の皆様にも熟読していただきたい内容を掲載しています。
「マラソン大会」の存在が、「マラソン大会」の内容をより進化させることが、今の世の中に無限の可能性をもたらせてくれることを信じて。

敬具

ランナーズ編集部


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