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東京大学大学院 記録向上の一因は「自分自身で考えて練習していること」

2022年8月19日

(写真/小野口健太)

(写真/小野口健太)


8月22日発売のランナーズ10月号では、東京大学大学院の陸上運動部の実力が急上昇している要因について、合宿ルポとともに掲載しています。
今回は合宿に参加した4人のメンバーが「研究とトレーニングの両立」について話し合った一部を紹介します。

実力急上昇中! 東京大学大学院に学ぶ「頭脳を使って速くなる」


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編集部 近年の東京大学大学院が力をつけている理由を教えてください。

加藤 東大院に来る人は、中学高校大学時代の競技成績に納得していないケースが多いです。
大学院は学生として走れる最後の機会ですから、そこでもう一度チャレンジしたいと考えているのではないでしょうか。今年の春にも箱根駅伝に出られなかった筑波大学の卒業生が入学してきました。

丸山 僕もそのひとりで、学連選抜チームでの箱根駅伝出場を目指して(東大院に)入学。東大院チームは各自でトレーニングをするので、研究との両立を目指しやすい環境です。

加藤 どのようなアプローチで速くなるかは、基本的に個々に任せられているんですよね。深夜や早朝に走っている人もいますし、自分自身で考えて練習していることが、近年の記録向上の一因と言えるのではないでしょうか。

古川 僕は速くなるためには、ワクワクした気持ちを抱くことが大切だと思うんです。やる気があるのとないのとでは、同じトレーニングをしても効果が全く変わってきますから。

鬼頭 ただワクワクって、しようと思ってできるわけではないですよね。古川さんはどのようにワクワクを競技に生かしているんでしょうか?

古川 まずは月間600~700km走って負荷の高いトレーニングを毎週する、という基本的なことを押さえた上で、本や論文で公開されている面白そうなトレーニングを片っ端から試しています。山を走りたくなって、もっぱらトレイルランニングをしていた時期もあります。

編集部 好奇心を抱いて、いろいろなトレーニングを試すことの重要性が分かりますね。


8月22日発売のランナーズ10月号では市民ランナーも実践できる「東大院生がたどり着いた究極の高効率トレーニング」と題した対談内容を全文掲載しています。

本誌10月号は、一般発売に先行して現在RUNNETショップで販売しています。



参加メンバー
古川大晃さん(博士2年・5000m14分4秒)
加藤泰斗さん(修士1年・5000m15分20秒)
丸山翔太郎さん(修士1年・5000m14分23秒)
鬼頭壮平さん(修士1年・5000m14分48秒)


ランナーズ11月号 9月20日発売!


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