本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

トピックス

ランナーズonline

RUNNERS ONLINE

【レースに出よう 08】夫婦で47都道府県の大会を走破しました!

2022年9月05日


自衛官で日ごろから訓練で身体を鍛えている夫。かたや、大の運動音痴の自分。
そんなM・Tさん(69歳・女性)は、夫とともに、全国47都道府県の大会走破を達成しました。


車や自転車を手放し、移動はランニングが基本

テレビでみたホノルルマラソンに憧れ走り始めたのは94年。
わずか3ヵ月のトレーニングでホノルルにエントリーしたM・Tさんに、夫が付き添う形で一緒に出場したのが初マラソンでした。
5時間53分と時間はかかってしまったけれど、歩かず走り切れたことで自信をもつことができたと言います。

ホノルル以降、夫婦で年に10大会前後のレース参加を続けてきた矢先、2011年東日本大震災が起きます。
「今、走れていることは当たり前ではないんだ。そんな思いが強くなり、走れるうちに全国の大会に出ることを夫婦の目標としました」

全国走破には何年もかかるので、健康でいることが第一。
そこで、車や自転車を処分し、買い物は夫婦そろって走っていくようにしました。
「それまで使っていた便利な近所のスーパーではなく、数キロ離れたところにある直売所をいくつも回り、安全でおいしい野菜を買い求めるようになったのです」
そして、ジムで筋トレやストレッチも週4、5回行うようにもなったと言います。
こうして2018年10月の筑後川マラソン(福岡・ハーフ)を完走したことで、ついに夫婦での「47都道府県大会」走破を達成。
「これは私たちが健康に過ごせた証だと思っています」


ウルトラのレース中に大げんかしたことも

現在はウルトラマラソンにも出場するようになったM・Tさん。
初めて出場した野辺山100kmでは「俺が一緒に走ってサポートしてやるよ」と言ってくれた夫が40km過ぎに調子が悪くなり、何度も立ち止まるように。
「サポートするって言ったでしょう」「しょうがないだろう」と夫婦で大ゲンカになってしまい、50kmの関門で制限時間を迎えてしまったそう。

ウルトラの初完走は富士五湖100km。
全身がパンパンにむくんで、手がうまく握れないほど「限界の限界」まで追い込んでのゴールでした。
「健康とはまた別の、生きる喜びを感じることができました」
これで夫婦そろってウルトラのとりこになったと言います。

一緒に出場しても、フルマラソンまでの距離の場合は、夫婦それぞれのペースで走るけれど、ウルトラマラソンは一緒に走るのが恒例。
「私は50km、夫は70kmくらいで壁がきます。何を話すわけではないけれど、それぞれの苦しい場面で、近くを走っているだけで精神的な支えになるのを感じています」




ランナーズ11月号 9月20日発売!


「10月の走り込み」効果倍増法を伝授
あなたは走行距離を「コツコツ増やす」or「ドカッと増やす」?

10月の走り込みは、11~12月のフルマラソン快走につながります。あなたは日々の走行距離を少しずつ延ばす「コツコツ派」? それとも休日やロング走の距離を一気に延ばす「ドカッと派」? 本特集ではそれぞれのメリットやお勧めメニューを伝授します。

必ず見つかる、あなたにピッタリの
“走り込みシューズ”

メーカー17社がお薦めする最新の “走り込みシューズ” 17足をご紹介。「スピードを上げて走りたい!」「脚力を強化したい!」「ふんわりクッションで走りたい!」の3つのニーズに分けました。あなたにピッタリの一足をぜひ探してみてください。

俊足女子ランナーの
簡単には真似できない(!?)走り込み法

東京の老舗ランニングクラブ「多摩川サブスリーをめざす会」の俊足女子ランナー5人が集まり座談会が開催。「毎日二部練習」「週7回ポイント練習」など、簡単には真似できない(!?)それぞれの走り込み法を語り合いました。



本誌購入は年会費7800円「ランナーズ+メンバーズ」がお勧め!

「ランナーズ+メンバーズ」は毎月最新号が自宅に届く(定期購読)だけでなく、「デジタルで最新号&過去12年分の記事が読み放題」「TATTAサタデーランが年間走り放題」「会員限定動画&コラム閲覧可」のサブスクリプションサービス! 年会費7800円の超お得なプランです。



記事をもっと見る

ランニング初心者集まれ