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RUNNET TRAIL コラム

完走の目安は五合目を2時間7分で通過

  • 第1回:
  • 完走の目安は五合目を2時間7分で通過

 今年から参加資格が変更となり、過去3年の間にこのレースを走り、最低でも五合目まで辿り着いた経験のあるランナーしか、山頂コースに挑めなくなった富士登山競走。にもかかわらず今年も山頂コースには3000人近い応募があった。たとえ1度完走したとしても、また出たくなる。それだけこのレースには、他にはない「ランナー魂」を熱くさせる魅力がある。
 2008年の完走率(山頂コース)は43.2%(2009年は荒天のため山頂コースは五合目打ち切り)。制限時間である4時間30分以内にフィニッシュできるのは、2人に1人よりも少ない計算になる。「マラソンは何度も完走している」「練習量は十分なので、走力的には問題ないはず」なのに完走できない人が多く、「今年こそは」という想いでレースに参戦する人は少なくない。いつもの練習だけでは準備万端とは言えない。
 富士登山競走の完走のポイントは五合目までをいかに余裕をもって通過するかにかかっている。もちろん制限時間もあるので、そうゆっくりもしていられない。2008年のデータから考えると、2時間7分前後では五合目を通過する必要がある。そのために、行っておきたいトレーニングを、月刊『ランナーズ』のバックナンバーからいくつか紹介しよう。
 またRUNNETコミュニティ「トレランFAN 」では、この企画と連動し、「富士登山競走2010」チームが誕生。トレーニングや持ち物、試走など、参加者同士で情報交換することも可能。今年の夏は「みんな」の叡智を結集し、富士山の山頂で歓喜のゴールを迎えよう。

山頂に辿り着けるか否かは事前の準備にかかっている

山頂に辿り着けるか否かは事前の準備にかかっている

完走の目安は五合目を2時間7分で通過

2008年大会で4時間25分~4時間30分以内にフィニッシュしたランナー191人の平均通過記録。()内はその時間にフィニッシュしたランナーの最速と最遅タイム。気温の逓減率は100m当たり0.65℃で計算(天候によって変わりやすいのであくまでも目安)

能城秀雄流「上り対策のための筋トレ」(月刊ランナーズ2009年7月号)
小西政弘流「お尻を上手に使うための筋トレ&動きづくり」(月刊ランナーズ2008年7月号)

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