本サイトではより多くの方に快適に利用して頂ける様に、アクセシビリティ面を充分に考慮したコンテンツの提供を心がけております。その一環として、閲覧対象コンテンツのすべてにスタイルシートを使用して制作しております。現在閲覧に使用されているブラウザには、当方制作のスタイルシートが適用されておりませんので表示結果が異なりますが、情報そのものをご利用するにあたっては問題はございません。

RUNNET TRAIL コラム

トレラン・レースリポート

  • 第2回 能勢妙見山パワートレイルラン2018

開催日: 2018年12月1日(土)
開催地: 大阪府(豊能郡能勢町)
距離:
【チャレンジコース25km】出走者数:146人 完走者数:140人 完走率:96%
【ショートコース15km】出走者数:97人 完走者数:97人 完走率:100%

北摂が誇る能勢のトレイル。山々のバラエティ豊かなアップダウン、紅葉の絶景!

リポート/太田 正俊さん

このレースが開催される豊能・能勢は、大阪近郊でありながら豊かな自然を有する、日本有数の里山と言われるところ。その魅力に惹かれて昨年の第1回大会に参加し、今回は前回の15kmから距離を引き上げて「チャレンジコース25km」の部に挑戦しました。

●コースマップ
https://www.actrep-sports.com/①トレイルラン大会一覧/能勢妙見山パワートレイルラン/


絶好のトレイル日和! 紅葉の絨毯を踏みしめながら進む

最寄りの妙見口駅。里山の趣ある駅舎

最寄りの妙見口駅。里山の趣ある駅舎

会場の吉川自治会館(着替えやトイレ、荷物預けもできる)前で開会式

会場の吉川自治会館(着替えやトイレ、荷物預けもできる)前で開会式


「能勢妙見山パワートレイルラン」は、日蓮宗霊場で、北極星信仰の聖地とされている能勢妙見山をはじめ、高代寺、吉川八幡神社、本滝寺などパワースポットを巡る里山一周のトレイルラン。
能勢電鉄・妙見口駅から歩いて2分の場所に、このレースのスタート地点である「吉川自治会館」があります。25kmコースは朝9時ちょうどのスタート。当日は12月とは思えない好天に恵まれ、軽装でもとくに支障はなしと考えました。あまり順位にはこだわらず、楽しく走って完走することを目指しました。

パワースポットの数々に向けて出発!

パワースポットの数々に向けて出発!


ほどなくすると、高代寺山への急な上り坂が始まります。息を整えながらゆったりペースでクリアし、やがて吉川八幡への下り坂へ。紅葉の絨毯を踏みしめながら、気持ちのよいトレイルが続きます。

最初の3km内にいきなりアップダウン!
最初の3km内にいきなりアップダウン!


吉川八幡から国道のロードを通って、またトレイルへ。「黒川桜の森」から「ありなしの道」は、全山燃えるような紅葉が眺められる、走りやすいコースです。やがて「野間の大ケヤキ」が見えたら第1エイド(9km地点)に到着。地元の方からの甘酒の振る舞いや、見事な大ケヤキからもパワーをもらい、次なる能勢妙見山を目指します。

野間川に沿って走り、その先は本瀧寺から能勢妙見山に上る 本格的な上り坂。何とか登り切って妙見山駐車場の第2エイド(15km地点)へ到着。温かいスープが心にも染みます。15kmの部の選手はここでゴール。


バラエティに富んだアップダウン、絶景の稜線が続く

その先に続く天台山、青貝山の稜線は、このコース中でもっとも眺望のよい地点。25kmの部のコースだからこそ見られる、素晴らしい景色を堪能することができました。

ラスト10kmはほぼ自然のままの尾根を走ります。やがて「沢わたりの道」を駆けおりたところで、第3エイド(20km地点)に到着。「残り5kmです!」とスタッフにエールをもらい、最後に待つ難関・秋葉山(444m)への上りに挑みます。疲れ切った脚に、最後の試練。たどり着いた山頂から、下って国道をくぐった先に、ようやくゴールが見えました。


ゴール後は、地元の方々が腕によりをかけた地元野菜が美味しい豚汁のふるまいがあり、インスタグラムへ投稿すると非売品の能勢電鉄グッズなどがもらえました。去年は少し寂しかったゴール後ですが、今年は賑やかで、参加する魅力がひとつ増えました。


■次回参加の方へのアドバイス

●今年は暖かかったので、軽装で大丈夫でしたが、例年この時期の能勢はかなり気温が下がります。しっかりした防寒対策が必要です。

●距離が短い割には標高差を楽しめるコースです。電車で行けるアクセスも便利で、初心者の方でも気軽に挑戦できる大会だと思います。


リポート/太田 正俊さん

大阪府豊中市在住 36歳。大学まで硬式野球部に所属。
豊能・能勢の魅力に魅せられ昨年「能勢妙見山パワートレイル」第1回大会にエントリーして以来、地元のパパ友9名でトレランサークルを結成。能勢妙見山をホームコースに、「トレランを通じて出会う地元のグルメや文化を最大限楽しむ」をモットーに活動中。最近では、少しエリアを広げて台湾に合宿へ行くなど、他府県で開催されるレースにも参加している。