RUNNERS WOMAN 世論調査
ランニングギアを選ぶとき、レースに出場するとき、「みんなはどうしているんだろう?」と思ったことはありませんか? 女性ランナーのリアルな好みや生活スタイルを調査するこの企画。投票は毎月5日配信のメールマガジン「RUNNERS WOMAN気になる情報」から。これを見れば女性ランナーたちの今が見えてきます!
- ☆今月の調査結果☆
- 女性ランナーの悩みごと、わたしの解決策!
ランニングが大好き! だけど走っているからこその悩みごともいろいろ。
女性ランナーが何に悩み、どう解決しているのか? を調査しました!
- 2014.8.4 UP
Q1.走り始めてから、美容面でいちばん気にしていることは?
ダントツ1位は「日焼けによるシミ、そばかす」
66%の女性ランナーが気にしています!
これ以外の悩みはほとんどないといっていいほど、美容面の悩みのダントツ1位は「日焼け」でした。日焼け止めクリーム、日焼け止めファンデやパウダーを使い、キャップやサングラスを着用。といった、走るときの注意点はもちろん、さらに走った後は特別なケアをしているヒト、食事にも気をつけているヒトも多く、みな気にしているテーマです。夏だけは日差しが強い時間帯を避けて、朝ランかナイトランにしているというヒトも。
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多くの女性ランナーは日焼け対策と肌のケアに努力している!
★帽子をかぶり、日焼け止めを塗り、走ってる時はどんなに汗をかいても拭かない!
★走った日は、美容液を使ったり、冷却・保湿のためにパックをしたり、いつもより念入りにお手入れしています。
★自宅でエステの器械(イオン導入)でスキンケアしています
★練習のときも大会のときも顔をタオルで覆い極力陽にあたらないようにしている。美白と炎症抑えの化粧水をたっぷりつけます。
★SPF値の高い日焼け止めを塗る。紫外線の強い時間には走らない。ビタミン類を多く摂取。これらを実践しひどく日焼けしたなということはありません。
★真夏は日が高い時間には走りません。早朝や、日暮れから練習します。
★食事で、ビタミンCを積極的に摂取する。
★身体が酸化しないように、普段から食生活にも気をつけています。フルーツやサラダなどの酵素の入った食品をよく食べ、身体が酸化しやすくなるお菓子などは控えるようにして、細胞の老化にも気をつけてます。
Q2.走ることで、身体でいちばん気にしていることは?
多いのはヒザ痛と腰痛
ブラ擦れや尿漏れも問題!
回答者のうち27%がヒザ痛の経験がありました。対策として、走る前後のストレッチや、走った後のアイシングなど、自分でできるケアを実行するほか、ランニング時に、機能性タイツやサポーター、テーピングを使用するヒトも。また2位の腰痛では、バランスボールで鍛えているという人もいました。
数はそれほどでもないのですが、「トイレが近い」「尿漏れがある」「皮膚が擦れやすい」(以上はいずれも「その他の項目に入っていた」)という悩みを抱えている方たちの自由回答の文章が長く、いかに切実であるかが分かりました。
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いずれも切実! 身体の悩みそれぞれ、
★学生の頃は、体育会系でガッツリ運動してた私でしたが、結婚して今までなんにもしなくて、いきなり走り始めたらヒザを故障しちゃいました…。お世話になった接骨院で、ストレッチをしてから走るようにと言われて、今では人の倍はストレッチするようにしています。それと週に一回、接骨院でメンテナンスを心がけています。
★腰痛もちです。普段からバランスボールを使って腰&おしりの辺りを鍛えています。やってなかった頃から比べると、レース後の疲労度、痛みは断然違いますよ。
★足爪のトラブルがあります。レースが長距離走の場合は、いつもより大きめのシューズを選ぶようにし、つま先が前に出ないように、ソックスも滑り止めがついたものを選んでいます。
★巻き爪なのでこまめにチェックし、レース直前に爪を切ることがないように注意しています。また、日常からワセリンや軟膏をつけて爪まわりを柔らかくする。
★レースで足爪の変色や内出血になりやすいので、5本指ソックスをはいています。また、ペディキュアを塗ると、爪の故障に気がつけないので、まめに除光するようにしています。
★尿漏れが気になるので、走るときに尿漏れパッドをつけています。通常の練習時は100-150cc用を、レースでは、大量吸収用を見つけるまで150cc用を2枚重ねしていたのですが、300cc用を見つけて、なんとかハーフマラソンを乗り切りました。今のところ日常生活ではほ困らないけれど、今後ひどくなるのかが不安です。
★肌の擦れが気になります。特にブラ部分。仕方がないので、アンダーシャツの上からブラを装着しています。
★ブラ擦れが起こるので、スポーツブラを変えてみたり、ワセリンを塗ったりしていますが、あまり変わりありません。
RUNNERS WOMAN編集部註)
RUNNETショップでは、肌の擦れを予防する商品がいくつかありますので、ご参考までにご紹介します。
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Q3.ランナーのライフスタイルを維持する中で困っていることは?
トレーニング時間の確保と
モチベーション維持が課題!
下のグラフの上位3つをご覧ください。みなさんも当てはまりますか? みな、真摯にランニングに取り組んでいることが分かりますね。さてそんな彼女たちの対策法を挙げますが、中には「対策ができないので、いつも大会のスタートラインに立って後悔しています」「対策法があれば教えてほしいです」というコメントも多数。
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練習などで自分の弱い心に負けてしまわないための対策法
★ウエアやグッズをそろえて、モチベーションをあげています。
★ラン友を探して一緒に走ってもらうようにしています。
★苦しくなりスピードが衰えてきたとき前向きな言葉を口ずさみながら走る。
★練習を怠ってしまうので、一緒に走る仲間を探して、約束を取り付けてさぼらないようにする。
★練習後、彼氏と一緒に食べるフルーツやスイーツを準備して、楽しく取り組めるように工夫する。
★テレビでマラソン大会や駅伝を見て、自分を奮い立たせている!
★大会にエントリーして、目標を決める。でも特に冬は寒さに負けてしまうこともしばしば……
★記録をつけて見える化しています
★人に「こんど○○大会にでる!」とか自分の目標体重を公言します。
練習時間の捻出のためにやっていること
★優先順位を崩さない。子育て→仕事→ラン。他のことは後まわし。
★事前に練習スケジュールを立てるだけでなく、仕事や友人との食事会等で実行できない日のための練習予備日も計画に入れます。
★3人家族でマラソン旅行に行くことを中心にしながら、インセンティブをあげている。週末には、家族でいっしょにジムに行っている。
★小さな子どもがいるので、平日の空き時間と、土日ダンナがいるときに走ります。あと、こま切れの時間も歩かず走る!
★平日は仕事&家事&育児でいっぱいいっぱいなので、週末に重点的にランニングしています。平日はもっぱら筋トレやストレッチ。
★通勤ラン、週末のロング走で平日分を補う
★仕事の休憩中に筋トレやストレッチをするようにしています。
★出勤途中 競歩のように歩く。階段を使う
★仕事、家事、その他、色々とバタバタな毎日を過ごしております。でも、家庭・家族があってのランニングだと思っているので、今はなかなか時間がなくて当たり前!無理をしないように、かつ隙間を狙って練習時間を少しでも確保するようにしています。
★一緒に走る人を探して約束することで、時間までに仕事を終えるように努力する
記録が伸びずへこたれそうなときの対策法
★年齢が上がるにつれてタイムを縮めるのも難しくなると言い聞かせて練習している。走歴4年ですが、初フルのタイムが未だに自己ベストというのが悲しい。最近はインターバルやビルドアップ、筋トレ、サプリメントなど良いといわれることは全てやっているが体重増加が一番の記録更新を阻む原因となっている。
★いい時も悪い時もあると割り切る。「練習はうそをつかない」と友人から言われた言葉を思い出しトレーニングをする。
★走ることが好きなので記録は二の次と自分に言い聞かせ、焦らないように心がける。
★マラソンを始めたころの気持を思い出します。もっと、強い気持で走ってました。
★レース出場の目標を、記録更新ではなく、行ったことのない地方の大会に出て旅行を楽しむことに変えました。
★トレイルをタイムを気にせず楽しく走ったり、ときにはジムや自転車などランニング以外のことをやるることで、いつしかロードでタイムが上がることを期待しています。
♪編集部より
私も記録がまったく向上しないのが大きな悩みです。いつもひとりで走っていたのですが、最近友人と定期的に練習するようになって、走る楽しさがアップしてきました。また、行ったことのない地域の大会に旅行を兼ねて出場することも楽しみになりつつあります。タイムが全然上がらなくても、モチベーションが落ちない私ってスゴイ!?(すずぽん)
イラスト/にしだきょうこ
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次回更新もお楽しみに!