RUNNERS WOMAN SPECIAL
ビギナー女子の素朴な疑問に答えます!【第10回】 ランニングチームに入ってランナーの彼氏をつくりたい!
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Q. 恋愛おくての女性ランナーです。「ランニングチームに入ると彼氏ができる」とアドバイスされたのですが…
練習会に参加したり、駅伝やリレーなどのイベントに一緒に参加したり、ランニングチームに入ると、男女一緒に盛り上がることが多く、出会いのチャンスも多そうですね。そこで今回は東京江東区の豊洲で8月29日~30日に行われた「BROOKS presents SUMMER NIGHT RUN 東京 」の会場で、男女混合チームの女性ランナーを中心に、「男性ランナーが輝いて見える瞬間ってどんなとき?」という質問を投げかけてみました。
サマーナイトランは、土曜日の夜7時にスタートし、1周約1kmのコースをチームでリレーをし、翌朝7時までの走行距離を競うというもの。
夜中のランニングを経て、翌朝5時過ぎにお話を聞きました。
「おぐっしーチーム」のみなさん
みずほ銀行尾久支店のみなさん。今回は職場の仲間18人で2チーム参加。
ランニングだけでなく、バスケットボールやフットサル、お祭りなど、積極的に活動しているというみなさん。会場ではひときわ元気に仲間に声援を送っていました。
「夜中過ぎて、かなり疲労がたまってきているはずなのに、『もう1本行ってきます!』って言ってくれた瞬間輝いてみえました。疲れているのに、みんなの声援にパフォーマンスで応えてくれるときもカッコいいですね!」(北村さん)
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「molex」のみなさん
コネクターの製造メーカー、日本モレックスの職場の仲間、4人の女性を含む合計12人で参加した皆さん。女性陣を代表して紅(べに)さんと文菜(あやな)さんにコメントいただきました。
「あらかじめ走順は決めてスタートしましたが、ランニング歴も走力も幅広いので、レース後半にはだんだん疲れがたまってきて走れなくなる人も出てきて……。ヒザが痛くて走れなくなったとき、『じゃオレに任せて!』と代わって走ってくれた、そんな瞬間、いつも以上にステキ!って、思ってしまいました(笑)」
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「がんばれゆうすけRC 」のみなさん
ランニング仲間と、そのまた仲間が加わってチームを結成。初対面のメンバーも多いからと、みなさん胸にニックネーム入りの名札を付けています。
「こういうイベントに一緒に出ると、初めて会った人ともすぐに打ち解けて仲良くなれますね!」
「2時くらいからいちばん眠くなってきて…、そういういちばん辛い時間帯に、男性陣だけでつないでくれる優しさに感動しました!」
どおりで撮影にうかがった早朝、女性陣のほうが断然元気だったのは、夜中男性陣が頑張ってくれたおかげなんですね!
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「CTP・マラソン部」のみなさん
コンサルティング会社のケンブリッジテクノロジーパートナーズ㈱のみなさん。
普段は別々のプロジェクトで仕事をしているけれど、こうしてチームを組むと、結束は固い! 女性メンバーを代表して山口菜那実さん(写真左端)にコメントいただきました。
「かっこいいなと思う瞬間は、ヒザなど故障していても、チームのために最後まで走りきる! と、頑張る気持ちが見えるときですね」
一方、男性側からみると…「男性に負けずに頑張っている姿ですかね。早朝、すごい速さで元気に走っている女性ランナーの姿を見ると、尊敬の念すら感じます」
今回の出場は全社会議でも発表されるそう。みんなで走ってつないだ140周(約140km)、お見事です。お疲れさまでした。
「顔マラソンLOVE」のみなさん
顔マラソン(全国で42.195kmの走行軌跡が顔になるコースを設定して走る)に参加している仲間でチームを組んで参加。
「やっぱり『いくぞ!』って一生懸命走っている姿がいちばんですよね。今回のようなリレーマラソンなら、リレーゾーンに戻ってきたとき、懸命に走ってタスキを渡してくれる瞬間とか、グッときます」
一方男性陣からは「速い女性、タフな女性はみなステキに見えますね」
「IGレジェンド 」のみなさん
インスタグラムでランニングの情報交換をしている中で出会いチームを組んだばかり「IG Legends」と書かれているチームTシャツは今回が初お目みえ。
「声をかけあって、代々木の織田フィールドに集まって練習をするときもあるんです。スピード練習で引っ張ってくれるときや、今回のようなリレーで『おれに任せろ!』的に頑張ってくれるときは、感動しますね」(写真左:山口美樹さん、右:木嶋友里さん)
一方、男性から見て女性ランナーに感動する瞬間は?
「普段のスピード練習などで、だいたい走力が見えているので、ああ、いつもより頑張っているなあというとき。つらさとか頑張る気持ちとか、共有できるときですね」(水田三喜男さん)
「猿飛えっちゃんエヘッ 」のみなさん
ランニング歴10年の揖斐悦子さんの声がけで、ラン友を中心にメンバーを組んで、仮装スタイル中心で出場。
「男性ランナーがカッコよく見えるのは、ガチで走っているときですね! あと、そんな彼らが、おずおずと仮装の準備を始めるところも(笑)」(野澤房代さん)
「仮装していても、手を抜かずに走っている姿を見たとき」(揖斐悦子さん)
本当に仮装スタイルは暑いし、動きにくいし、空気抵抗も大きいし…、それでも速く走るランナーって、そのギャップが確かにかっこいいですよね!
「走る理学療法士の会 」のみなさん
大学時代の同級生でチームを組み参加した女性3人チーム(男女混合チームと勘違いしてお声がけしてしまった!)。3人とも、職場は違うけれど理学療法士として、医療機関で活躍中。
「昨年はふたりで出場して、結構きつかったので、今回はひとり増やして3人で出場しました」
「やっぱりきれいなフォームで走っているランナーはかっこいいなあと思いますね。
筋肉のつき方がきれいで、足首まわりがしまっていて……」
さすがお仕事柄、見ているところが違います。走り方によっても、筋肉のつき方が違ってくるそう。ランニングと理学療法士のお仕事、相互に勉強になってよいそうです。医療現場に、ランナーのことを分かってくれる方が増えるのは嬉しいことですね。
取材・撮影にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!
取材にご協力いただいた大会
BROOKS presents SUMMER NIGHT RUN 東京
8月29日(土)~8月30日(日)
東京都江東区 豊洲UGOKAS特設会場内
(1周約1kmの周回コース)
・12時間 ソロの部: 23人出場
・12時間 リレーの部: 59チーム出場
・3時間 ソロの部: 17人出場
・3時間 リレーの部: 120チーム出場
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