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- 回答No.1
- 回答者
- スリーライク[52666]
- 回答日時
- 2010/05/15 14:09:07
1万人分のデータに処理恐れ入ります。標準偏差と平均値が正しい前提ですが、計算は正しいと思います。テストであればマルです。
ということで以下はコメントです。
だいたいイメージと合っていいるような気もしますが、少し違和感のある方もいると思います。特に、かなり速い人とかなり遅い人の部分で。どちらもイメージより数字が小さめです。
たとえば、統計が正規分布であれば、偏差値80以上の人は全体の0.135%いることになるので、今回の場合15人くらいになるのですが、実際には一人もいません。この計算でゲブラシラシエのタイムを偏差値換算すると81くらいでちょっとイメージと合いません。
これは、時間に対する重みづけが完全に平等なことによります。正規分布はサイコロの出目のような確率分布を前提にしています(どの目の出る確率も1/6<実際には、目のえぐれている体積分で、重心位置がずれ完全には1/6になりませんが>)。しかし、マラソンの場合3時間の人と2時間半の人の実力差が6時間の人と5時間半の人の実力差と同じだと言われるとかなり違和感があります。3時間の人が2時間半を目指すのは想像を絶する目標ですが、6時間の人が5時間半を目指すのは達成できそうな目標に思えます。
つまり、今回の偏差値に感じる違和感はトップの1分とビリの1分を同じ価値にしていることによります。
とはいっても、サブスリーランナーは偏差値70くらいという説明は一般の方にはイメージしやすくてよいと思います。
by物理学科卒
ということで以下はコメントです。
だいたいイメージと合っていいるような気もしますが、少し違和感のある方もいると思います。特に、かなり速い人とかなり遅い人の部分で。どちらもイメージより数字が小さめです。
たとえば、統計が正規分布であれば、偏差値80以上の人は全体の0.135%いることになるので、今回の場合15人くらいになるのですが、実際には一人もいません。この計算でゲブラシラシエのタイムを偏差値換算すると81くらいでちょっとイメージと合いません。
これは、時間に対する重みづけが完全に平等なことによります。正規分布はサイコロの出目のような確率分布を前提にしています(どの目の出る確率も1/6<実際には、目のえぐれている体積分で、重心位置がずれ完全には1/6になりませんが>)。しかし、マラソンの場合3時間の人と2時間半の人の実力差が6時間の人と5時間半の人の実力差と同じだと言われるとかなり違和感があります。3時間の人が2時間半を目指すのは想像を絶する目標ですが、6時間の人が5時間半を目指すのは達成できそうな目標に思えます。
つまり、今回の偏差値に感じる違和感はトップの1分とビリの1分を同じ価値にしていることによります。
とはいっても、サブスリーランナーは偏差値70くらいという説明は一般の方にはイメージしやすくてよいと思います。
by物理学科卒
コメントありがとうございます。御指摘の点は尤もです。私も?の点でした。正規分布と書きましたが、実際に描いた分布図(ここがちょっと自信がないのですが)は標準正規分布の典型的な釣り鐘状ではなく、中心が高い放物線状の分布図でした。ですから御指摘の様な齟齬が生じるのかと思います。
時間に対する重み付けの違いは同感です。全体の中での自分の位置を如何に知るか?を考えていて偏差値計算をしてみたまでの事で、数字のお遊びです。が、私もサブスリー→70は実感です。私も次回は63くらいを目標にがんばろうと思ってます。
時間に対する重み付けの違いは同感です。全体の中での自分の位置を如何に知るか?を考えていて偏差値計算をしてみたまでの事で、数字のお遊びです。が、私もサブスリー→70は実感です。私も次回は63くらいを目標にがんばろうと思ってます。
- 回答No.2
- 回答者
- るぅ[277345]
- 回答日時
- 2010/05/17 13:58:39
よいとろこに気がつかれたと思います。が、数値化には反対です。
「マラソン偏差値」なんて言葉、作らないでください。
例えば「9983位5:30:00で37.61」とありますが、この方が6時間以内完走を目標として大会に挑んでいたとしたらどうでしょう。大幅な目標クリアでご本人にとっては大満足のレースだったことでしょう。それを「37.61」と簡単に数字で表せるものではないと思います。
市民ランナーはスピードを目標としている人ばかりではありません。
それぞれの目標、それぞれの体調でいろんな大会に挑んでいるからこそマラソンは面白いのだと思います。
「マラソン偏差値」なんて言葉、作らないでください。
例えば「9983位5:30:00で37.61」とありますが、この方が6時間以内完走を目標として大会に挑んでいたとしたらどうでしょう。大幅な目標クリアでご本人にとっては大満足のレースだったことでしょう。それを「37.61」と簡単に数字で表せるものではないと思います。
市民ランナーはスピードを目標としている人ばかりではありません。
それぞれの目標、それぞれの体調でいろんな大会に挑んでいるからこそマラソンは面白いのだと思います。
おっしゃる通り。
全体の中での自分の位置を如何に知るか?を考えていて偏差値計算をしてみたまでの事で、あくまでも数字のお遊びです。別にこれを受験対策の様に標準化しようなどと企んでいる訳ではありません。
全体の中での自分の位置を如何に知るか?を考えていて偏差値計算をしてみたまでの事で、あくまでも数字のお遊びです。別にこれを受験対策の様に標準化しようなどと企んでいる訳ではありません。
- 回答No.3
- 回答者
- totonka[126099]
- 回答日時
- 2010/05/18 11:42:48
取り立てて統計に詳しいというわけではないですが、私も同じ計算をしています。偏差値で68を超えるとかなり上位に入れるという印象です。
これによって、当日のコンディションやレース条件がかなり標準化できるメリットがあるのですが、一方参加者の母集団によって、偏差値が大きく振れるという難点もあります。例えばハーフの記録ですが、一昨年の谷川真理(7600人参加)では19分30秒で68.6でしたが、先日の仙台国際ハーフでは18分30秒で60.9にしかなりません。フルでも、4時間制限の大田原に比べて5時間制限の北海道では20分近くタイムを落としても計算上の偏差値では良いという逆転現象が出てしまいます。
当然のことながら制限タイムによって、正規分布の左側がカットオフされる訳ですから中央値(メディアン)がずいぶん左に寄った形になり、偏差値の精度が悪くなるということです。
ちなみに上記の仙台国際ハーフでは、トップ59'48"、最下位106'26"、中央値90'12"となっています。
結論は、制限時間が無く誰でも参加できるレースでは概ね意味がある、だと思います。
これによって、当日のコンディションやレース条件がかなり標準化できるメリットがあるのですが、一方参加者の母集団によって、偏差値が大きく振れるという難点もあります。例えばハーフの記録ですが、一昨年の谷川真理(7600人参加)では19分30秒で68.6でしたが、先日の仙台国際ハーフでは18分30秒で60.9にしかなりません。フルでも、4時間制限の大田原に比べて5時間制限の北海道では20分近くタイムを落としても計算上の偏差値では良いという逆転現象が出てしまいます。
当然のことながら制限タイムによって、正規分布の左側がカットオフされる訳ですから中央値(メディアン)がずいぶん左に寄った形になり、偏差値の精度が悪くなるということです。
ちなみに上記の仙台国際ハーフでは、トップ59'48"、最下位106'26"、中央値90'12"となっています。
結論は、制限時間が無く誰でも参加できるレースでは概ね意味がある、だと思います。
御指摘ありがとうございます。偏差値は母集団、その他の条件で変動するのは仕方のない事でしょう。受験業界でも○○予備校模擬試験の偏差値と○●ゼミナールの偏差値が大きく異なるので、息子の模試の成績の数字だけ見ていて大いに期待、落胆させられました(自分の時もそうだった!)。
皆さん趣味で走っていらっしゃるわけで、日々の努力は金で換算されはしません。タイムと順位がゴールドスタンダードの基準である事に異論を挟む気はありません。でも、走っているうちに自分が早くなったのか?、自分の努力が報われているか否か?が気になってくるのではないかと思います。其れ等を知る他に良い方法があれば教えてください。偏差値もそのイメージをつかむためには、統計学的には多少問題があっても良い方法ではないかと思うのですが••。
皆さん趣味で走っていらっしゃるわけで、日々の努力は金で換算されはしません。タイムと順位がゴールドスタンダードの基準である事に異論を挟む気はありません。でも、走っているうちに自分が早くなったのか?、自分の努力が報われているか否か?が気になってくるのではないかと思います。其れ等を知る他に良い方法があれば教えてください。偏差値もそのイメージをつかむためには、統計学的には多少問題があっても良い方法ではないかと思うのですが••。
ですね。
同じレースであれば、だいたい毎年参加条件や母集団が一緒ですから、自分のタイムを偏差値化して前年、前々年と比べるのは、大いに意味があるし励みになると思います。
また、違うレースでも、大衆型/シリアス型、誰でも参加/厳しい標準タイム、などがだいたいに通ったレース同士であれば、比べられて良いと思います。また、年代別タイムが発表されている場合には、自分の偏差値との比較で「20代なら○○分に相当する」みたいな見方も役立ちます。実際に、海外のマラソンではAge Gradeという名前で年代別偏差値(だと思われる)を発表している例もあります。
同じレースであれば、だいたい毎年参加条件や母集団が一緒ですから、自分のタイムを偏差値化して前年、前々年と比べるのは、大いに意味があるし励みになると思います。
また、違うレースでも、大衆型/シリアス型、誰でも参加/厳しい標準タイム、などがだいたいに通ったレース同士であれば、比べられて良いと思います。また、年代別タイムが発表されている場合には、自分の偏差値との比較で「20代なら○○分に相当する」みたいな見方も役立ちます。実際に、海外のマラソンではAge Gradeという名前で年代別偏差値(だと思われる)を発表している例もあります。
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